沖電気、マルチプラットフォーム対応のサーバ監視アプライアンス
沖電気工業は2007年9月25日、中小規模システム向けのマルチプラットフォーム対応アプライアンス「DressUP Cockpit V2」の販売を開始した。サーバ50台(ネットワーク機器と合わせて最大100台)の監視が可能。価格(税別)は150万円。販売目標は3年間500セット。
工場出荷時に必要な設定済みで、ネットワークに接続するだけでサーバの監視を始められる。また、JP1やOpenViewなど既存のシステム運用監視ツールとの連携・共存も可能。このほか、ユーザーごとの機能を制限するマルチアカウント管理、レポートティング機能なども備える。
Webブラウザ上から操作する。監視対象プラットフォームはHP-UX、Solaris、FreeBSD、Linux、Windows NT 4.0/2000/Server 2003で、エージェントのインストールは不要。
V2で追加された機能は、同社のシステム診断ツール「DressUP Analyzer EX」との連携、SNMP Trapによる通知、監視・外部通知の一時停止など。ハードウェアは1Uラックサイズの「if Server DL360」。搭載OSはWindows Server 2003。
同時に、「HP Compaq ns6320 Notebook PC」をベースにしたノートPCタイプ「DressUP Cockpit V2 Light」を発売する。監視台数はサーバ15台、ネットワーク機器含めて最大100台。価格は95万円。【鴨沢 浅葱/Infostand】
沖電気工業
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