VMwareによる発表が相次いだVMworld初日

 VMwareによる企業向け仮想化ソリューションをテーマにした年次カンファレンスVMworld 2007がサンフランシスコで開幕した。その初日、製品とビジネスに関する多数の発表が行われた。VMwareから発表されたばかりの内容は以下のとおり。
  • オープンソース化されたVMware Tools群をOpen Virtual Machine Toolsとして公開。今後のLinuxソフトウェアベンダによる自社OSへのVMware製品の採用促進をねらう。
  • 仮想化環境向けのITプロセス管理ソフトウェアを専門に手がけるスイスの企業、Dunes Technologiesの買収。
  • 汎用OSに頼らない業界初のハードウェア統合型スタンドアロンハイパーバイザ、ESX Server 3iのリリース。
  • システム復旧にかかる時間を従来の数日から数時間に短縮する、新たな障害回復ソリューションSite Recovery Managerの発表。
  • 集中型デスクトップ管理アプリケーションのセキュリティとアクセサビリティを向上する、VMware VDIのコンポーネントVirtual Desktop Manager 2のリリース。
  • 始まったばかりのVMworld 2007で早くも来年の開催予定を2008年2月26~28日にフランスのカンヌ、2008年9月16~18日にネバダ州ラスベガスと発表。

ITManagersJournal.com 原文