アジル、Asteriskベースの法人向けIP電話にモバイルセントレックス

 アジルネットワークス(本社:東京都港区)は、モバイルセントレックスサービス「アジルフォンbiz for SoftBank X01NK」の提供を2007年8月27日開始した。オープンソースのIP-PBXソフト「Asterisk」ベースの法人向けIP電話サービス「アジルフォンbiz」を機能拡張して、ソフトバンクモバイルの3G携帯電話とパッケージ化した。

 ソフトバンクモバイルの無線LAN対応法人向けスマートフォン「SoftBank X01NK/Nokia E61」(ノキア製)を組み合わせたモバイルセントレックスサービス。オフィス内および無線LANアクセスポイントがある場所ではモバイルセントレックス端末として、外出先では3G携帯電話として発着信できる。

 アジルフォンbizは、IP-PBXのASPサービスで、社内にPBX装置などが不要なのが特徴。また、X01NKは、SIPや無線LAN機能を標準搭載しているため、導入・運用コストを抑えることができるという。

 導入費用は3万円から。月額基本料金は3000円から。X01NK端末の費用は別。同社は、サービス提供にあたってソフトバンクモバイルとソリューションプロバイダー契約を結んだ。今後もソフトバンクの無線LAN対応端末リリースに合わせて対応していく予定。【鴨沢 浅葱/Infostand】

アジルネットワークス
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