ユーエフネット、Asteriskを使った中小企業向けIP電話マネージドサービス

 船井電機グループのユーエフネット(本社:東京都千代田区)は2007年6月12日、オープンソースのIP-PBXソフト「Asterisk」を利用した中小企業向けIP電話マネージドサービス「G-LEX Managed」を発表した。6月下旬から提供を開始。初年度3000契約を目指す。

 モバイル・テクニカ(本社:東京都新宿区)が開発したAsteriskベースのIP-PBXアプライアンス「xCube」をレンタル。導入から運用、管理、監視までトータルに提供する。内線番号の追加や変更、グルーピングなどの設定はWebブラウザから簡単にできるという。

 外線にはユーエフネットが提供する050番号IP電話を利用する。従来の0AB~J番号を着信用に維持することも可能。また、IP-PBXアプライアンスはセンター側から24時間リモート監視し、自動バックアップなどで障害に対応する。

 価格は、最大20端末/050番号1回線の「G-LEX Office」が初期費用3万円、月額1万円。最大100端末/5回線の「G-LEX Business」が初期費用5万円、月額3万円。また、顧客企業の既存PBXを利用する「G-LEX Gateway」が初期費用1万円、月額6000円。通話料金などは別途かかる。【鴨沢 浅葱/Infostand】

ユーエフネット
http://www.ufnet.jp/

モバイル・テクニカ
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