ネットワールドとファルコンストア、障害が発生した物理サーバを仮想マシン上に復旧するソリューション

 ネットワールドとファルコンストア・ジャパンは7月12日、物理サーバの障害発生時に、サーバを仮想環境上に復旧するソリューション「FalconStor CDP Virtual Appliance for VMware Infrastructure(以下 CDP forVMware Infrastructure)」の販売を開始した(出荷開始は8月中旬の予定)。

 VMwareの「VMware Infrastructure 3」(VMware ESX ServerやVMware VirtualCenterなどで構成される仮想化ソフトウェアスイート)とファルコンストアの「DiskSafe」(リアルタイム・バックアップ機能を提供する継続的データ保護エージェント)を組み合わせたソリューション。物理サーバに障害が発生した場合、DiskSafeでバックアップしたサーバ・イメージをVMware Infrastructure 3で作成した仮想マシンに自動的に展開、10分程度でサービスを復旧させることができる。バックアップ先のサーバを遠隔地に配置することで、火災や地震といった災害に対するサービスの継続性も確保することができるという。

 また、DiskSafeのスナップショット機能を利用することで、物理サーバを以前の状態に戻したり、ファイル/フォルダ単位でデータを復元することも可能だ(スナップショットは255世代まで)。対応OSはWindows 2000 Server、Windows Server 2003で、価格は200万円(税別)より。

ネットワールド
http://www.networld.co.jp/

ファルコンストア・ジャパン
http://www.falconstor.co.jp/