SNS:最も普及しているのは韓国 日本は9位

 調査会社の米Ipsos Insightは7月5日(米国時間)、世界各国のSNSの普及率を発表した。最も普及しているのは韓国で、インターネット利用者の66%が「SNSを利用したことがある」と回答。日本は22%で、対象12カ国の中で9位にとどまった。

 2位はブラジル(47%、ただし都市部)、3位は中国(42%、同)。日本はドイツ(19%)、フランス(18%)、ロシア(3%)より普及しているが、メキシコ(36%、ただし都市部)やインド(24%、同)に抜かれている。

 さらに、過去に利用経験があるだけでなく「最近1カ月以内に利用した」と答えた人に限れば、日本は9%で、11位(ロシアが最下位)にとどまった。首位の韓国は55%、5位の米国でも24%に達しているのに比べ、非常に低い。

 韓国では、老舗SNSの「サイワールド」の利用者が約1800万人に上り、同国の人口の約3割が登録していることになるため、飛び抜けて高い普及率になっている。【南 優人/Infostand】

Ipsos Insight
http://www.ipsos-na.com/news/pressrelease.cfm?id=3556