Jonathan Ham氏は13年間のオープンソースの経験を持つコンピュータセキュリティの専門家だ。Ham氏は、オープンソースが「ビジネスモデルとして現実味を帯びてくる」のを見てきた。Ham氏によると、この数年の間に「オープンソースかクローズドソースかには関わらず、あらゆる製品にはセキュリティ上の欠陥があるということを人々が認識し始める」というゆっくりとした変化があったのだという。Ham氏は、このような認識がより多くのオープンソースの導入につながったと考えている。その理由は、「正体を知ることのできる悪魔の方が、正体を知ることのできない悪魔よりもましだから」なのだという。