オープンソースのCMS「Drupal」に脆弱性、アップデート版をリリース

 オープンソースのコンテンツ管理システム(CMS)を開発するDrupal.orgは8月13日(米国時間)、クロスサイトスクリプティングなど5件の脆弱性を修正するパッチをリリースした。脆弱性のレベルは「高(Highly critical)」で、パッチ適用か最新バージョンへのアップデートを呼びかけている。

ネットワーク・セキュリティー管理者のためのディストリビューション Network Security Toolkit

 ネットワークの監視・解析・セキュリティーのためのライブCD Linuxディストリビューションはいろいろ出回っているが、Network Security Toolkit(NST)もその一つだ。広範なオープンソース・ネットワーク・アプリケーションを同梱し、ネットワーク・セキュリティー管理者がそれらを簡単に使えるように作られている。同梱されているツールの多くはinsecure.orgが推奨するセキュリティー・ツール100選にも選ばれているものだ。

ratproxy――Webアプリケーションのセキュリティレベルを検証するGoogle提供ツール

 Webアプリケーション開発者によるセキュリティレベルの検証作業をサポートすることを目的として、 ratproxy と呼ばれるオープンソース型ツールが先日Googleからリリースされた。これはWeb 2.0およびAJAXアプリケーションを対象に構築された非破壊型の検査ツールであり、セキュリティ上の問題点が可読性に優れた形式にてレポートされるようになっている。

OSCONで審問を受けたOpenID

 OpenIDは万能薬といえるのか、それともただの気休めなのか。あるいはその中間的なものだろうか。さまざまなとらえ方をしている人々の注目がOSCON 2008の水曜午後の中央ステージに集まった。そこで行われた“OpenIDの批判的検討(A Critical View of OpenID)”というセッションは批判とはほど遠い内容で始まったが、その興味深さは質疑応答に入ってさらに増した。

インテリジェントワークス、Mac向けセキュリティソフト

 Mac向けソフト開発などのインテリジェントワークス(神山邦彦代表取締役)は、MacOS向けセキュリティソフト「セキュリティードクター Ver.1.0」を8月20日に発売する。アップルが公表する「セキュリティ設定ガイド」に合わせてセキュリティ設定を自動で施せるツールで、ウイルス対策やOSのアップデートでは防げない不正アクセス・プログラムの侵入を防御する。Macのセキュリティ設定に特化したツールは他に類がないという。

オープンソースソフトのセキュリティ問題を警告ーー米Fortify

 セキュリティ企業の米Fortify Softwareは7月21日(米国時間)、オープンソースソフトウェアにおけるセキュリティを調査したレポート「Open Source Security Study」を発表した。オープンソースの採用が増加しているが、オープンソース開発プロセスにはセキュリティが組み込まれていないと警告している。