Google's Summer of Code: 2年目の展望

昨年、Google社はオープンソース/フリーソフトウェア開発に参加する世界各地の学生を支援するイベント「Summer of Code 2005」を開催し、各地の開発者コミュニティに大きな反響をもたらした。そして今年もSummer of Code 2006 がはじまり、世界各地の開発コミュニティと学生とが開発プロジェクトに取り組んでいる。ここでは、Summer of Codeの一年間の反響をふりかえるとともに、今年の日本での活動を紹介する。

Google CEOのシュミット氏、「IE7」の検索機能にあらためて懸念を表明

Googleは、Microsoftの次期Webブラウザ「Internet Explorer 7(IE7)」の検索機能がデフォルトで「MSN Search」に設定されていることについて懸念しているが、それに対してGoogleがWebブラウザを新たに開発することはない──。米国グーグルのCEO、エリック・シュミット氏は、5月31日に開かれた金融アナリストおよび投資家向けのセッションで、上のように説明した。

GoogleがLinux用Picasaを100以上のWineパッチと共にリリース

Picasaは、Googleが提供している画像の整理および編集用のツールだ。デジタル写真の処理に必要と考えられる機能のほとんどが揃っている。これまでWindowsでしか使えなかったが、普及度の高い大半のGNU/Linuxディストリビューションでもようやくバイナリが利用できるようになった。PicasaのLinux版はまだベータリリースの段階だが、画像の保存や整理、簡単な編集の機能は既にLinuxコンピュータ上で利用できる状態にある。