中国当局、FBIの協力を得て海賊版ソフトの大規模販売組織を摘発――Windowsの正規ライセンス確認機能「WGA」が摘発に寄与

 中国当局は7月24日、米連邦捜査局(FBI)との合同捜査により、過去6年以上に渡って海賊版ソフトウェアの製造/販売を続けていたと見られる大規模組織を摘発した。中国ではこの2週間、海賊版ソフトウェアを巡る強制捜査や逮捕が相次いでいた。

アウトソーシング先として中国に期待する企業が増加

 IT開発におけるインドへのアウトソーシング費用が急速に増大するなか、ITマネージャは世界の別の地域に委託先を求め始めている。コスト削減は依然として大きな目標だが、アウトソーシング先の候補として東欧、東南アジア、中国を評価するにあたっては、検討すべき要素が数多くある。リリースまでに要する期間、技術革新など、より広範なビジネス目標に対応するために、一部のマネージャは「どのような中国戦略を我々はとるのか」と自問している。

中国オープンソース・コミュニティ隆盛の背後にあるもの

昨年NovellとRed Hatが中国にオープンソース・コミュニティを立ち上げた際、多くの中国ソフトウェア企業は様子見を決め込んだ。しかし、最近になって、自前のコミュニティ創設に乗り出し始めたようだ。TurboLinuxはWhitefinを、Red FlagはLinux-Renに加え、年内にさらに2つのオープンソース・コミュニティ――UMPC(Intelと共同)とOpenAsianux――を立ち上げる予定だ。中国企業は、なぜ、態度を翻したのだろうか。

英労組:Yahooをボイコット、中国の言論弾圧に抗議

英国のジャーナリストの労働組合「NUJ」は2日(現地時間)、約4万人の組合員に対し、米Yahooの製品・サービスのボイコットを呼び掛けた。同社は中国で、言論の自由の抑圧に協力したことが明るみになっており、抗議するのが目的。米国では以前からYahooの姿勢に対する批判が高まっているが、英国にも飛び火した。