サイオス、Google Apps向けアカウント統合サービスを発表――Google Appsと既存のアカウント管理システムとの連携を実現

 サイオステクノロジーは8月23日、企業や学校法人における既存のユーザー・アカウント管理システムと、Googleのホスティング型アプリケーション・サービス「Google Apps」との連携を支援する新サービス「SIOS Integration for Google Apps」を発表した。

Microsoft、Vistaの署名認証回避ツールに対抗――ツールの署名キーを無効化――一部ユーザーは「警察気取り」と同社を批判

 Windows Vistaに搭載されたデジタル署名認証機能を回避する無料のツールが出回っているのを受け、米国Microsoftは先週、VeriSignと協力して、同ツールを使えなくする措置を取った。これに対し、一部のユーザーは「Microsoftはソフトウェア界の警察になろうとしている」と不快感を示している。

コネクトワン、擬似シンクライアント型のリモートアクセスソリューション

 コネクトワン(吉田晋代表取締役)は6月26日、指紋認証付きUSBメモリを活用して、一般のPCから社内システムへのアクセス認証が可能なリモートアクセスソリューションを7月1日に発売すると発表した。価格は、ライセンス料が50ユーザー版で84万円、指紋認証機能付きUSBメモリが1台あたり2万7800円。

SFTPを使った安全なファイル転送

 ファイル転送プロトコル(FTP)は、かつてコンピュータ同士でのファイル転送に最も広く用いられたプロトコルだった。しかし、FTPは認証情報およびファイルコンテンツを暗号化せずにケーブルを介して送るため、安全な通信方法とは言えない。Secure Copy(SCP)やもっとロバストなSSH File Transfer Protocol(SFTP)は、十分に暗号化されたチャネル上でデータを転送することによって、このセキュリティ上の懸念を解決している。こうした代替案を利用すれば、インターネットをはじめとするどんな信頼できないネットワーク上でもセキュアなファイル転送を行うことができる。

Microsoft、デジタルIDのオープンソース・プロジェクトに出資――1度のサインインで異なるWeb商用サイトの安全な閲覧を可能に

 Microsoftは5月23日、複数のプラットフォーム間でアイデンティティ管理の相互運用を実現する計画の一環として、同社の情報カード用デジタル・アイデンティティ技術のオープンソース版を開発する新プロジェクトに資金を提供することを明らかにした。

日立、知的生産性を高めるワークスタイル改革ソリューション

 日立製作所(古川一夫執行役社長)は4月9日、職種、業態に合わせた最適な業務形態や、用途に応じた業務環境を提案し、知的生産性を向上させる「ワークスタイル改革ソリューション」の提供を4月11日に開始すると発表した。価格は個別見積もり。2010年度までの累計で120億円の売り上げを目指す。

SSHへのブルートフォースアタックにpam_ablを用いて対策する

 UnixおよびLinux系サーバの特長の1つは、SSHサービスを実行することでシステム管理者が安全にリモート接続をできるようにしてあることだ。もっともセキュリティ管理者に言わせれば、こうしたSSHサービス自体に対する攻撃も現在では当たり前の手口となってしまっている、ということになるだろう。そこで本稿では、SSHサービスを実行するマシンをブルートフォースアタック(総当たり攻撃)から防護する手段を解説することにする。そのために利用するのは、pam_ablプラグインというSSH用のプラグイン可能認証モジュール(PAM:pluggable authentication module)である。