「Atom 1.52.0」が公開

 米GitHubのテキストエディタ「Atom」の開発チームは10月13日、最新版となる「Atom 1.52.0」を公開した。

 AtomはGitHubが開発しコードを公開しているテキストエディタ。HTML、JavaScript、CSS、Node.jsを統合したデスクトップアプリケーションで、パッケージマネージャを組み込む。コラボレーションのTeletype、ファイルシステムのブラウジング、自動入力保管、高いカスタマイズ性などの機能を備える。Atom 1.52は9月に公開されたバージョン1.51に続く最新版。

 土台のフレームワークであるElectronをバージョン6にアップグレードした。インクリメンタルなパーシングシステムtree-sitterの文法のセマンティックハイライトをサポートした。tree-sitterはバージョン1.32で加わったパーサー生成ツールで、ソースファイル向けに構文ツリーを作成できる。シンタックスハイライトではPHPとPythonも強化した。このほかにも、コア、検索・置換で多数の強化が加わっている。

 Atom 1.52はmacOS、Linux、Windowsに対応、プロジェクトのWebサイトより入手できる。

Atom
https://atom.io