ローカルストレージ管理「Stratis Storage 2.2」が公開
Linux向けローカルストレージ管理ソフトウェア「Stratis」開発チームは9月29日、の最新版「Stratis Storage 2.2」を公開した。
StratisはRustをベースとするブロックデバイスのプールを管理するデーモンで、D-Bus APIをエクスポートする。Linuxのデバイスマッパーサブシステム、XFSファイルシステムを統合してZFS/Btrfs風の機能を提供する。Red Hatのプロジェクトで、Red Hat Enterprise Linuxに含まれている。
Stratis 2.2は、2019年11月に公開されたバージョン2系の最新版。
Stratisファイスシステムのシンボリックリンクが/stratisから/dev/stratisとなった。最新版では/stratisは作成、使用されない。これまでstraitisd経由で直接シンボリックリンクを生成・保持していたが、udevルールになった。軽量のRustスクリプト(stratis_uuids_to_names)を含み、udev Ruleで呼び出す。
D-Busインターフェイスを拡張し、新しいプロパティや鍵が加わったほか、CLIオプションの–log-levelでログレベルを特定できるようになるなどの強化も加わっている。
Stratis Storage
https://stratis-storage.github.io