分散システム向けアプリケーション性能モニタリング「Apache SkyWalking 8.1」が公開

 オープンソースのアプリケーション性能モニタリング(APM)ツール「Apache SkyWalking」開発チームは8月3日、最新安定版となる「Apache SkyWalking 8.1」公開を発表した。

 Apache SkyWalkingは分散システム向けのアプリケーション性能モニタリングソフトウェア。複数のデータソース、フォーマットからテレメトリデータを収集できる。Docker、Kubernetes、Apache Mesosなど、マイクロサービス、クラウドネイティブ、コンテナベースのアプリケーションの性能のモニタリング、追跡、診断などができる。

 Apache SkyWalking 8.1は6月に公開されたバージョン8系の最新のポイントリリース。

 オプションのトレース、JVMメトリクス、スナップショットのプロファイル、メーターシステムのデータ転送レイヤーとしてApache Kafkaをサポートした。JVMスレッドメトリクスもサポートした。ネイティブのメトリクスAPI、分散トレーシング向けのSpring Cloud SleuthなどMeterシステムをサポートした。

 Javaエージェントでは、GraphQL、InfluxDB Javaクライアントなどのプラグインをサポートした。MySQLプラグインのcall proceduresトレースのサポートなども加わった。

 このほか、多数の強化が加わっている。

Apache SkyWalking
https://skywalking.apache.org/