オープンソースのマルチメディアコーデック集「FFmpeg 4.3」リリース

 FFmpeg Projectは6月15日、オープンソースのマルチメディアコーデックの最新版となる「FFmpeg 4.3 “4:3″」公開を発表した。

 FFmpegは音声、動画の録音、変換、ストリーミングなどの機能を提供するマルチメディアフレームワーク。音声コーデックライブラリlibavcodecや、libavutil、libavformat、libavfilter、libavdevice、libswscale、libswresampleといったさまざまなマルチメディア系ライブラリを活用して構成されており、WindowsおよびmacOS、Linux、各種BSDなどのOSで動く。

 FFmpeg 4.3は、2019年8月に公開されたバージョン4.2”Ada”に続く最新版。本バージョンではグラフィックAPI「Vulkan」のサポートが加わった。Vulkan API経由でLinux上でAMD Advanced Media Framework(AMF)エンコーダーを利用できるようになり、Intel QSVアクセラレーションによるMJPEGとVP9デコード、VDPAU VP9ハードウェアアクセラレーションもサポートした。

 MP4ではTrueHDとMPEG-H 3Dオーディオをサポートした。librav1e経由でAV1エンコードをサポートした。ZeroMQ Message Transport Protocol(ZMTP)、M2TSにPCMとPGSの多重化なども加わった。WebPパーサー、MediaFoundationエンコーダーラッパーなどが加わり、Linuxでは動画編集ツールAvxSynthがAviSynth+になった。

 このほか、v360フィルタ、スクロールビデオフィルタなど新しいフィルタも多数加わった。

FFmpeg
https://ffmpeg.org/