オープンソースのマルチメディアフレームワーク「FFmpeg 2.8.3」リリース

 FFmpeg Projectは11月27日、オープンソースのマルチメディアフレームワーク「FFmpeg 2.8.3」(開発コード「Feynman」)をリリースした。

 FFmpegはクロスプラットフォームのマルチメディアフレームワーク。動画/音声のコーデックライブラリのlibavcodecをはじめ、libavutil、libavformat、libavfilter、libavdevice、libswscale、libswresampleなどのコンポーネントで構成され、メディアファイルの再生、デコード、エンコード、トランスコード、mux/demux、ストリーム送信、フィルタリングなどができる。さまざまなファイルフォーマットをサポートし、WindowsやMac OS X、Linux、各種BSD、Solarisなどで動く。

 FFmpeg 2.8.3は9月に公開された2.8系の最新安定版。FFmpegは約3か月おきにメジャーリリースを公開し、その間重要なバグを修正したポイントリリースを行うというサイクルを持つ。libavcodec、libavutil、libavformatなどのコンポーネントが最新版となっている。

 FFmpeg 2.8.3はプロジェクトのWebサイトより入手できる。

FFmpeg Project
https://www.ffmpeg.org/