PostgreSQLやMySQLなどに対応するデータベース管理ツール「DBeaver 7」リリース

 データベース管理ツール「DBeaver」開発チームは3月2日、最新のメジャーリリースとなる「DBeaver 7.0」を発表した。無料のコミュニティ版をプロジェクトのWebサイトより入手できる。

 DBeaverはMySQLやPostgreSQL、SQLite、Oracle、DB2などJDBCドライバーをサポートするデータベースに対応するデータベース管理ツール。開発者、データベース管理者などデータベースを扱うユーザーを対象としている。有料のEnterprise EditionではJDBCを利用しないMongoDB、Cassandra、Redisなどもサポートする。

 DBeaver 7.0は、2019年3月に公開したバージョン6に続く最新のメジャーリリースとなる。タスク管理では、データ転送、バックアップと復旧、SQL実行などを強化した。CSVからのインポートの不具合を修正した。Git統合、SSHエージェントと踏み台サーバーのサポートも加わった。

 データビューアとデータエディタUIでは、JSONビューア、地理情報システム(GIS)ビューアが加わり、参照パネル、論理カラムと主キー/外部キーも利用できるようになった。

 SQLエディタでスマートコミットモードなどの大きな変更が加わった。SQLスクリプトでも、複数スクリプトのサポート、複数接続のサポートが加わり、設定ウィザードが新しくなった。

 データベース別では、PostgreSQL、MySQL、SQL Server、Oracle、SAP HANAなどのサポートで細かな強化が加わっている。

DBeaver
https://dbeaver.io/