米Microsoft、Linuxデスクトップ向けの「Microsoft Team」をプレビュー公開

 米Microsoftは12月10日、開発者向けコラボレーションツール「Microsoft Team」のLinux版をパブリックプレビューとして発表した。

 Microsoft Teamはグループ作業で必要なコミュニケーション、共同編集などの機能を備えるソフトウェア。「Microsoft 365」アプリの一部として提供され、チャット、グループチャット、ビデオ会議などの機能を利用できる。すでにデスクトップではWindowsおよびmacOSに対応、モバイルではiOS、Androidに対応していた。

 Linux対応としてDEB形式およびRPM形式のパッケージを用意した。Microsoft 365では初のLinuxデスクトップ向けクライアントとなり、Teamsの主要な機能を利用できるという。

 Microsoftの担当者は、「我々の顧客のほとんどが、Windows 10、Linuxなど様々なプラットフォームが動くデバイスが混在する環境にある」とし、クラウドと生産性ツールの両方で混在環境をサポートすることにコミットしていると説明している。

Microsoft Teams
https://teams.microsoft.com/downloads#allDevicesSection