米npm、企業向けの有償版「npm Enterprise」を正式発表
JavaScriptパッケージ管理ツールやパッケージレジストリを提供する米npmは2月22日、エンタープライズ向けサービス「npm Enterprise」の正式版を発表した。
npm(Node Package Manager)はNode.jsやJavaScript向けのパッケージ管理システム。チーム管理、監査機能などを備えており、1100万人が使用しているという。
npm Enterpriseは通常のパブリックnpmレジストリと同じコードをベースとし、JavaScript開発のためのツールを提供すると同時に、企業レベルの管理機能を備えるという。
Kubernetesクラスタから専用のシングルテナントを利用でき、企業名および「.nprme.io」ドメインのURLが利用できる。シングルサインオン認証をサポートし、役割ベースのアクセス制御も可能。既知の脆弱性を通知する仕組みも導入した。
開発側では継続的統合と継続的インテグレーション(CI/CD)を統合した。検索とディストリビューション機能を利用することで作業の重複を排除できるという。
npm Enterpriseの価格は問い合わせベースとなっている。