「NativeScript 5」が登場、Hot Module Replacementを実験導入

 ネイティブモバイルアプリ開発に対応するJavaScriptフレームワーク「NativeScript」の開発チームは11月6日、最新のメジャーリリースとなる「NativeScript 5.0」を公開した。

 NativeScriptはJavaScript、TypeScript、Angular、Vue.jsといった技術を活用してモバイルアプリを開発できるフレームワーク。一度定義するとどこでも動かせるというネイティブのパフォーマンス、npm、CocoaPods、Gradleなどの既存プラグインを再利用できるという拡張性、クロスプラットフォームなどを特徴とする。

 NativeScript 5.0は、4月に公開されたバージョン4に続くメジャーリリースとなる。

 Hot Module Replacement(HMR)をベータとして導入した。アプリケーション全体ではなく、変更が加わったモジュールのみを再読込できる機能で、開発サイクルを高速化できる。

 ビルドツールを使用せずに作成したコードを実行できるNativeScript Playground」のプレビュー機能が、コマンドラインインターフェイス(CLI)でも利用できるようにした。これによって、Playgroundアプリをインストールした端末で同アプリ経由で簡単にアプリのプレビューがで行えるという。

 事前設定したテンプレートをベースにNativeScriptアプリを作成するtns createコマンドも強化し、言語(ピュアなJavaScriptまたはTypeScript、Angular、Vue.js)、好みのテンプレート(Blank、Hello World、SideDrawer、Tabs)をたずねるようになった。

 Vue.jsユーザーからのリクエストが多かったという、NativeScript UIコンポーネントのVue.jsサポートを強化、ドキュメンテーションも拡充したという。

 LiveSync&Debugも強化し、LiveSyncオペレーションの初期起動のサイクルを平均で20~30%高速化するなどの改善を図った。

 また、「iPhone X」で加わったiOSのSafe Area対応が完成、これまで同一だったapplicationIdが、iOSとAndroidで別のIDを設定できるようになった。

 このほかにも、多数の細かな強化が加わっている。

NativeScript
https://www.nativescript.org/