Vimフォークのテキストエディタ「Neovim 0.3」公開

 Vimからフォークしたテキストエディタ「Neovim」開発チームは6月11日、最新版「Neovim 0.3.0」を公開した。

 NeovimはVimの良い部分はそのままに拡張性と使い勝手にフォーカスしたというテキストエディタ。コアを改変することなく高度なUIを導入し、非同期のジョブ管理など複数の開発者で作業を分ける機能も備え、メンテナンスも簡便にした。clojure、lisp、go、haskell、lua、javascript、perl、python、ruby、rustなどの言語にAPIを介してアクセスできる。ほとんどのVimのプラグインと互換性があるという。

 Neovim 0.3は2017年5月に公開されたバージョン0.2に続く最新版。VimL表現パーサーを内蔵し、コマンドを呼びだす<Cmd>キーを実装した。APIも加わった。

 Windows向けではMSVCビルドのサポートが加わった。テキストユーザーインターフェイス(TUI)でも多数の細かな強化が加わっている。

 Neovim 0.3はApache License 2で公開されている。

Neovim
https://neovim.io/