Google、Kubernetes向けのデプロイ支援コマンドラインツール「Skaffold」を公開
GoogleがKubernetes開発のためのコマンドラインツール「Skaffold」をオープンソースで公開した。これを利用することで、ローカルで作成したアプリケーションを簡単にKubernetesクラスタにデプロイできるという。
SkaffoldはKubernetesアプリケーションの継続的開発のためのコマンドラインツール。アプリケーションのビルド、プッシュ、実装ワークフローを支援する機能を備え、ソースコードに変更があればそれを検出し、自動的にビルド、プッシュ、実装する。CI(継続的インテグレーション)/CD(継続的開発)パイプラインで利用することもできる。
サーバーサイドのコンポーネントがないため、クラスタにかけるオーバーヘッドもないという。既存のツールとワークフローをサポートし、プラグイン機構によりツールを選択できる。イメージタグの管理機能もある。
DevとRunのモードがあり、複数のアプリケーションコンポーネントをサポート、変更があった部分のみをビルド、実装する。
Skaffoldはバージョン0.2が最新版。プロジェクトのWebサイトより入手できる。ライセンスはApache License 2。