Google、ビジュアルプログラミングツール「Blockly 1.0」をAndroid/iOS向けに公開
Googleは6月9日、ビジュアルプログラミング「Blockly」のAndroidおよびiOS向けバージョン「Blockly 1.0 for Android」、「Blockly 1.0 for iOS」のリリースを発表した。
Blocklyはドラッグ&ドロップでブロックを動かすことでプログラミングができるプログラミング環境。作成したプログラムはJavaScriptやPython、PHP、Lua、Dartなどの言語にエクスポートできる。Googleが2012年に発表したもので、これまでCode.org、Androidアプリ作成ツールのMIT App Inventorなどなどで使われている。Scratchチームとも協業関係にあり、子供向けのコード作成ツールとしてBlocklyのフォーク「Scratch Blocks」を共同で開発している。
「Blocky 1.0」では、標準ユーザーインターフェイスの導入、カスタムブロック、関数/変数など、モバイルアプリでネイティブにBlocklyを使うのに必要な機能を含む。RTL言語などの国際化もサポートした。
BlocklyはApache License 2の下で公開されている。iOS/Android向けのほか、Google ChromeやFirefox、SafariなどのWebブラウザ上で動作するWeb版も用意されている。