米GitHub、GitHub APIを利用するアプリケーション開発者向けプログラムを無料化
米GitHubは4月17日、開発者向けプログラム「GitHub Developer Program」のリニューアルを発表した。今後はすべての開発者が無料で利用できるようになる。
GitHub Developer ProgramはGitHub APIを利用して独自のサービスを開発する開発者向けに2014年に開始したもの。これを使い、独自の開発支援サービスやアプリケーションなどを構築できる。これまでは有料サービスだったが、今後は無料で利用できるようになる。GitHub APIを利用した開発や統合を行う個人開発者と企業が対象で、電子メールアドレスのみで利用登録が行える。
アプリケーションのユーザー数に応じてLevel 1(~499人)、Level 2(500~999人)、Level 3(1000人~)と3段階に分け、それぞれの段階に応じたサポートとメリットを提供する。
Level 1は導入段階で、GitHub APIについて学んだり、インテグレーションのコミュニティ参加して専用の開発者プログラムコンテンツ、イベントにアクセスできる。Level 2はすでにアプリケーションを立ち上げて成功している段階にある開発者や企業向け。GitHub.comクレジットとネットワークの割引を受けることができる。
Level 3はアプリが稼働に乗っておりメンテナンスしながらさらに成長させたい開発者や企業を想定しており、Level 1、2のメリットに加えて、コンサルティングサービスなどを受けることができる。
GitHub Developer Programは専用プログラムより登録できる。既存会員はそのまま新プログラムに移行される。
GitHub Developer Program
https://developer.github.com/program/