「Atom 1.15」が公開、操作性を改善
オープンソースのテキストエディタ「Atom」開発チームは3月9日、最新版となる「Atom 1.15」を公開した。細かな操作性などの改善が加わっている。
AtomはGitHubが開発するテキストエディタ。「ハックできるテキストエディタ」を標榜し、カスタマイズ性の高さや生産性などを特徴とする。ライセンスはMIT License。
Atom 1.15は、2月に公開されたバージョン1.14に続く最新版。操作性を強化し、複数のセクションがあるときに行を複製する振る舞いを改善した。要求が多かった改善として、タブで開いているファイルがエディタ外で削除された場合もそのタブを開いたまま保持できるようになった。デフォルトで有効となっているが、無効にすることもできる。
MacOS X版ではこれまで行の終わりで点滅するカーソルを表示しなかったが、1.15よりデフォルトで常時表示されるようになった。また、ファイル圧縮されたJavaScriptやCSSファイルの処理も改善し、クリックした際にハングアップしないようになった。
このほかにも細かな機能強化が加わっている。なお、本バージョンからはAtomのビルドにNode.jsバージョン6系が必須となっている。
Atom
https://atom.io/