PHPフレームワーク「Symfony 3.1.10」が公開ーー3.1系最後のリリース

 PHPフレームワークの「Symfony」開発チームは1月28日、最新安定版「Symfony 3.1.10」を公開した。3.1系最後のリリースとなる。

 SymfonyはPHP向けのWebアプリケーションフレームワーク。MVCアーキテクチャをベースとし、再利用可能なコンポーネントを利用して迅速にWebアプリケーションを開発・メンテナンスできる。プロジェクトはSensioLabsの支援を受けている。

 Symfony 3.1.10は2016年5月に公開された3.1系の最新のポイントリリース。新機能はなく、バグの修正が中心となる。重要なものとして、プロパティアクセスで無効な引数の例外のインターフェイス処理を強化し、デバッグでは”null” $context関連の不具合を修正した。LDAP、Httpカーネル、依存性注入などでバグが修正されている。

 開発チームによると3.1.10は3.1系最後のリリースとのこと。2016年11月に公開された3.2系(最新版は3.2.2)にアップデートするように呼びかけている。3.2は2018年1月までメンテナンスされる予定となっている。

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