GNU Project、バグを修正した「GCC 6.2」リリース
The GNU ProjectとGCC開発チームは8月22日、さまざまな言語に対応するコンパイラ「GNU Complier Collection(GCC) 6.2」をリリースした。GCC 6.1で発見された不具合を修正するリリースとなる。
GNU Complier Collection(GCC)はC/C++/Objective-C、Fortran、Java、Ada、Goなどの言語に対応するコンパイラ集。もともとはGNU Operating System向けとして開発がスタートしたもので、LinuxやUNIX系OS、WindowsなどさまざまなOSで利用できる。
GCC 6.2は4月に公開されたGCC 6.1に続くもので、GCC 6.1で発見された不具合を修正した。内部コンパイラエラー(ICE)に関するものなど深刻なものを含む110以上のバグが修正されている。
GCC 6.2はプロジェクトのWebサイトより入手できる。