NetBSD、7系初のセキュリティアップデート「NetBSD 7.0.1」リリース

 NetBSD Projectは5月28日、「NetBSD 7.0.1」をリリースした。セキュリティの修正が加わっており、ユーザーにアップデートを呼びかけている。

 NetBSDは高速、セキュリティ、移植性に優れたUNIX系OS。NetBSD 7.0.1は、2015年10月に公開されたNetBSD 7.0系の初のセキュリティアップデートとなる。

 ntpデーモンにおける複数の脆弱性、互換性レイヤにおける脆弱性を修正した。また、httpサーバー「bozohttpd」では、遠隔からのコード実行につながる可能性のあるCGIハンドラが関連したセキュリティ問題を修正した。

 このほか、OpenSSHで4件の脆弱性が修正され、OpenSSL、BIND、expat、NTP、xenなどが新しくなった。

 また、ssh_known_hostsにwip.pkgsrc.orgが加えられているほか、ados(AmigaDOSファイルシステム)マウント時のクラッシュ問題の修正など、細かな機能修正も施されている。

The NetBSD Project
https://www.netbsd.org/