デジタル写真管理・現像・レタッチツール「Darktable 2.0」リリース

 オープンソースの写真ワークフローアプリケーション「Darktable」の開発チームは12月24日、最新のメジャーリリースとなる「Darktable 2.0」を公開した。GTK 3.0のポーティングなどの新機能が加わっている。

 DarktableはRAW現像、画像編集、ICCプロファイル内蔵などの機能を持ち、GPUによるアクセラレーションも利用できる写真編集・整理ソフト。主要なファイル形式に対応し、LinuxのほかMac OS X、Solarisで動作する。ライセンスはGPLv3。

 Darktable 2.0は2012年に公開されたバージョン1.0に続くメジャーアップデートとなる。GTK 3へのポーティングが完了したほか、ビューの動的なサイズ調整が可能になり、サイドパネルのサイズも若干ではあるが広げられた。HiDPI(高解像度ディスプレイ)のサポートも改善したほか、ナビゲーションUIも改善したという。画像埋め込み情報関連では新たにGPS高度がサポートされた。

 新機能としては新しい印刷モードが加わったほか、PDFエクスポートに対応した。カラーマネジメント機能の強化や、エクスポートパネルでエクスポート時のアプリケーションスタイルを調整するmodeパラメーターの導入も行われている。

 また、新たに「darktable-generate-cache」ツールを使ってライブラリの全画像に対してサムネイルを作成できるようになった。サムネイルでは色管理も可能で、サムネイルキャッシュも導入された。ノイズプロファイルは外部のJSONファイルで管理されるようになり、クロップおよび回転処理時のアスペクト比を設定ファイルで設定できるようになった。

 Luaスクリプト関連も強化され、スクリプトでボタン、スライダーなどのlighttableビューにUIエレメントを追加できるようになった。外部のLuaスクリプト向けのレポジトリ(https://github.com/darktable-org/lua-scripts)も用意した。

 サポートするカメラも拡充され、Canon PowerShot G5 X、Olympus SP320、Panasonic DMC-FZ150 (3:2)/DMC-FZ70(1:1, 3:2, 16:9)/DMC-FZ72(1:1, 3:2, 16:9)/DMC-GF7(1:1, 3:2, 16:9)/DMC-GX8(4:3)/DMC-LF1(3:2, 16:9, 1:1)、Sony DSC-RX10M2が新たにサポートされた。

Darktable
http://www.darktable.org/