「Chrome 47」リリース、デスクトップ通知センターが廃止に

 GoogleのChromeチームは12月1日、WebブラウザChromeの最新版「Chrome 47(Chrome 47.0.2526.73)」リリースを発表した。Windows、Mac OS X、Windowsに対応、同社のWebサイトより入手できる。

 Chrome 47は10月に公開されたChrome 46に続く最新版となる。本バージョンでは「デスクトップ通知センター」が廃止された。同機能はChromeアプリと拡張の通知をチェックできる場所として2013年に導入されたものだが、ユーザーによる利用が少ないことから廃止に至ったという。

 また、Android向けではWebアプリのスプラッシュ画面がサポートされた。ホーム画面からWebアプリを起動する際にスプラッシュ画面を加えられるほか、カスタマイズも可能という。iOSでは3D Touchをサポートする。モバイル向けのChrome 47は現在ベータとなる。

 Chrome 47では41件の不具合を修正した。この中には、危険度が最も高い「Critiacl(深刻)」と位置付けるAppCacheにおける解放済みメモリ使用(CVE-2015-6765)が含まれている。2番目に危険度が高い「High(高)」の不具合も多数ある。同社のバグ発見報酬プログラムに基づき、発見した開発者に合計10万5837ドルを支払う。

Google Chrome
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