「GitLab 6.5」リリース、Bootstrap 3の導入によるUIの改善やコメントシステムの強化などが特徴
GitLab開発チームは1月21日、Gitレポジトリ管理・コードコラボレーションツールの最新版「GitLab CE 6.5」を公開した。UIライブラリをBootstrap 3にアップデートしたことでUIのレスポンスが向上したほか、コメントシステムの改善も行われている。
GitLabはRuby on Railsで実装されたWebベースのGitレポジトリ管理ツール。プロジェクトやレポジトリの作成、アクセス管理、コードレビューなどの機能を備えており、コード関連作業でのコラボレーションを支援する。無料のコミュニティ版である「Community Edition(CE)」と有料のエンタープライズ版があり、ライセンスはMIT License。
GitLabは1か月に1回のサイクルでアップデートされており、GitLab 6.5は12月に公開された6.4に続くもの。大きな変更点としては、フロントエンドフレームワークをBootstrap 3にアップデートした点が挙げられている。これによりユーザーインターフェイスのレスポンス性が改善し、一部のUIコントロールの外観も新しくなっている。
コメントシステムでは、Ajaxを使った非同期読み込みで新しいコメントを読み込むようになった。バグも修正されている。また、マージリクエストを承認する際に、タイトルと説明が自動でマージコミットに反映されるようになった。レポジトリダウンロードフォーマットとして、新たにtar.bz2、zip、tarに対応するといった変更点もある。
ダッシュボードのIssuesとMarge Requestの両タブは新しいフィルター機能が加わったほか、Issuesから直接担当者の割り当てや変更が可能となった。
GitLab 6.5はプロジェクトのWebサイトより入手できる。
GitLab
http://www.gitlab.org/