「Blender 2.58」が登場
Blender Foundationは6月23日、オープンソースの3DCG制作ソフトウェア「Blender 2.58」を公開した。バグ修正のほか、カメラを移動できるカメラロックなどの新機能も加わっている。
バージョン2.58は、2.5系では2回目の安定版リリースとなる。4月に公開した前バージョン(2.57)から、200以上のバグを修正した。
新機能としては、通常のビューポート操作でカメラを移動できるロックカメラ機能が加わった。この機能を利用するには、「Lock Camera」をオンにする必要がある。このほか、fromとtoで指定した2つのオブジェクトを使って、メッシュの一部を新しい場所にワープできる「Warp Modifier」、Emptyオブジェクトにイメージを割り当ててリファレンスイメージとして利用できる機能も含む。独立した面や選択領域をインセットできるアドオン「Mesh Inset」も用意した。
ロードマップによると、今年8月に2.5系最後となる2.59をリリースし、2.6系の開発サイクルに入るという。プロジェクトは今年、2ヶ月おきのリリースサイクルを目指している。
Blender Foundation
http://www.blender.org/