SSLにネイティブ対応した「Apache CouchDB 1.1.0」が公開
The Apache Software Foundation(ASF)のApache Couch DB開発チームは6月6日、最新版「Apache CouchDB 1.1.0」をリリースした。SSLのネイティブ対応などが特徴となる。
Apache CouchDBはErlandで実装されたドキュメント指向のデータベースで、JavaScriptを使ってMapReduce的なクエリやインデックス操作が可能。RESTful JPON APIが提供されており、双方向のコンフリクト検出・解決による増分レプリケーションも備える。
最新版は、2010年7月に1.0をリリース以来のメジャーアップデートとなる。初めてSSL接続をネイティブでサポートしたほか、TCP_NODELAYオプション設定をサポート、CouchDB外部のデーモン管理のためのOS Processモジュール、HTTP Proxyハンドラなども加わった。このほか、データ読み込み時の性能を強化するmicro-optimizationや、管理ツール「Futon」でのパスワード変更サポートなども行われている。
Apache 1.1.0はASFのプロジェクトページよりダウンロードできる。
Apache CouchDB
http://couchdb.apache.org/