Linux Foundation、高可用性に共同で取り組む「High Availability」作業部会を新設
非営利団体Linux Foundationは4月6日(米国時間)、米サンフランシスコで開催した「Linux Foundation Collaboration Summit」にて、高可用性に取り組む作業グループを結成したことを発表した。
新設の作業グループ「High Availavility(HA)」は、ミッションクリティカルな作業用途でのLinuxの需要増加を受けてのもの。ハードウェアのコモディティ化が進んでおり、その上で動くLinuxと組み合わせることで、クラスタ、クラウド、仮想化でのHAを効率化、最大化するという。
作業グループでは、オープンソースの高可用性ソフトウェアスタックの定義、機能開発の優先順位を決定していく。クラスタエンジンCorosync、リソース制御のPacemaker、それにOpen Clustering Framework、GFS2、hawk、Linux-HAなどのプロジェクト、Debian、Fedora、openSUSE、Ubuntuなどのディストリビューションが参加し、取り組みや開発を進める。
同作業グループには、米Red Hat、米Novell、米Oracleなどが賛同を寄せている。
Linux Foundation
http://www.linuxfoundation.org/