さまざまな新機能が実装されたFirefox 4 ベータ3リリース
Mozillaは8月11日、オープンソースWebブラウザの次期版「Firefox 4」のベータ3を公開した。「Windows 7」のマルチタッチ機能をサポート、開発者はタッチジェスチャーを活用するアプリケーションを開発できる。
Firefox 4はMozillaが開発中の次期版で、WebM/VP8形式動画のネイティブ対応、WebGL対応(現在デフォルトでは無効化)、WebsocketsやCSS Transitionsの部分対応などの機能が追加される。タブをURLバーの上部に配置するなど外観面での変更も施されている。ベータ1は2010年7月初めに公開されており、10月にRC版公開を目指している。
Firefox 4 ベータ3では、Windows 7のマルチタッチ機能に対応した。APIを利用して、マルチタッチ入力を処理できる。また、JavaScriptエンジンも改良され実行速度が改善されたほか、グラフィックやアニメーションといった負荷の高い数値処理をより効率的に実行できるよう変数の内部形式が変更されている。
このほか34言語対応やAPIの改良なども強化点となる。
Firefox 4 ベータ3はWindows、Mac OS X、Linuxに対応、MozillaのWebサイトよりダウンロードできる。
Mozilla Foundation
http://www.mozilla.org/
「Firefox 4」ベータ1ダウンロード
http://www.mozilla.com/en-US/firefox/all-beta.html