JavaテンプレートエンジンVelocity関連ツール「Apache VelocityTools 2.0」がリリース
Apache Velocity Procjectは5月19日、「Apache VelocityTools 2.0」リリースを発表した。Java向けのテンプレートエンジン「Apache Velocity」向けの各種ツール/コンポーネント集で、「GenericTools」や「VelocityView」、「VelocityStruts」などを含む。
VelocityToolsはJavaベースのテンプレートエンジン「Apache Velocity Engine」向けのJavaコンポーネント。Velocityテンプレートで容易に利用できるJavaクラスや基盤を集めたコレクションで、さまざまな処理を実装したツール群「GenericTools」と、テンプレートのレンダリング処理を行うWebアプリケーション向けのビュー機構「VelocityView」、Jakarta Strutsフレームワーク上でVelocityを利用するためのツール群「VelocityStruts」、そしてサンプルアプリケーションやドキュメントなどが含まれる。
VelocityTools 2.0では、透明性、インフラの再利用、ツールボックス設定の簡素化などを目標に、コアのインフラと設定コードの多くを書き直されている。同時に、バージョン1系との後方互換性も維持した。なお、VelocityTools 2.0の利用には「Verocity 1.5」とJDK 1.5が必須となる。
設定フォーマットも一新、簡素化と柔軟性と性能を強化した。中核となるインフラも一新、オンデマンドツールインストールとスタンダロンサポートなどの機能が加わった。コードをクリーンにし、DisplayTool、ConversionTool、ClassTool、LoopTool、FieldTool、汎用バージョンのLinkToolなど多数のツールが導入された。JSP統合用のVelocityViewTagも加わっている。
Apache Velocity Project
http://velocity.apache.org/