約2年ぶりのメジャーアップデートとなる「Perl 5.12.0」が登場、今後は一定のサイクルで新版をリリース
4月13日、「Perl 5.12.0」がリリースされた。約2年ぶりのメジャーリリースとなる。今後は固定サイクルの下で定期的にリリースする計画も合わせて発表している。
Perl 5.12の主要な変更点としては下記が挙げられる。
- Unicode対応の強化
- Perlの機能を拡張する実験的APIと「pluggable」キーワードの導入
- 「2038年問題」への対応
- 「package」文内でパッケージのバージョン番号を指定する機構の追加
- 廃止予定の機能を使用している場合にデフォルトで警告を表示するようになった
また、Perl開発チームは2009年10月にPerl 5.11を公開時、1カ月おきに開発者向けリリースを公開する方針も発表されている。今後は毎年春に安定版を公開し、その1カ月後にバグ修正版をリリースする。その後、四半期毎にメンテナンスリリースを行う固定サイクルをとるとしている。
Perl
http://www.perl.org/
「Perl 5.12」ダウンロード
http://www.perl.org/get.html