セキュリティ脆弱性を修正した「Drupal 6.16」および「Drupal 5.22」がリリース

 オープンソースのコンテンツ管理プラットフォーム「Drupal」を開発するDrupal.orgは3月3日、最新版「Drupal 6.16」および「Drupal 5.22」をリリースした。ともにバグ修正のメンテナンスリリースとなる。バージョン5系、バージョン6系のユーザーにアップグレードを呼びかけている。

 最新版は複数のバグが修正されており、新機能はない。修正の中でも、クロスサイトスクリプティングが関連したものなど危険度の高いセキュリティ脆弱性が修正されており、旧バージョンユーザーにアップグレードを推奨している。

 Drupalではバージョン7のリリース後にバージョン5系のメンテナンス終了を予定していることから、バージョン5系のユーザーに対し、バージョン6へアップグレードするよう呼びかけている。なお、バージョン7は現在開発中で、2月23日にアルファ2が公開されている。

 Drupal 6.16とDrupal 5.22は、Drupalの公式サイトよりダウンロードできる。

Drupal.org
http://drupal.org/