ソフトエイジェンシー、Rubyソースコードの暗号化ソフト「RubyEncoder」

 ソフトエイジェンシー(本社:栃木県小山市)は、Rubyプログラムのソースコードを暗号化するソフトウェア「RubyEncoder」を2010年3月8日発売する。英Inovica社の製品で、Rubyスクリプトをリバースエンジニアリングから守り、知的財産を保護できるという。価格は1ライセンス3万1500円。

 RubyEncoderは、エンコーダとスクリプトローダの二つで構成。エンコーダでRubyプログラムのソースコードをバイトコード形式に変換し、実行環境にインストールしたスクリプトローダで復号して実行する。スクリプトローダは制限なくコピー可能なため、商用アプリケーションの配布などにも利用できる。

 多彩なアプリケーションロック機構を搭載し、IPアドレス、MACアドレス、ドメイン名が一致しない場合には、ロックして動作不能することができる。また、有効期限の設定も可能で、体験版を作成できる。さらにアプリケーション暗号化とは別に、実行に必要なライセンスファイルを作成でき、評価版や商品版などの配布が可能。

 動作環境はWindows、Mac OS X、Linux、FreeBSD。対応するRubyのバージョンは1.8.6/1.8.7/1.9.0/1.9.1。

RubyEncoder
http://rubyencoder.jp/

ソフトエイジェンシー
http://www.softagency.co.jp/