J2EE向けAjaxフレームワーク「ICEfaces」のエンタープライズ版が登場

 Ajaxソリューション企業のカナダICEsoft Technologiesは12月3日(カナダ時間)、「ICEfaces Enterprise Edition(EE)」を発表した。オープンソースのJ2EE向けAjax開発フレームワーク「ICEfaces」にサポートをつけた商用版で、拡張性のあるエンタープライズアプリケーション実装を支援するという。

 ICEfacesはJavaでリッチアプリケーションを開発できるフレームワークで、Mozilla Public License(MPL)の下で公開されている。ICEfaces EEはその商用版となる。

 検証済みのフレームワーク、30種類以上のFaceletsベース・コンポジットコンポーネント「Composite Components Library」、Ajax Pushのクラスタ実装を可能とする「Enterprise Push Server」、アプリケーションテンプレート、プロジェクトビルダー、Seleniumベースの機能テストなどの機能を提供する。エンタープライズ向けの機能とサポートにより、堅牢で拡張性のあるアプリケーションを実装できるとしている。

 サブスクリプション価格は499ドルからとなっている。

カナダICEsoft Technologies
http://www.icesoft.com/

ICEfaces.org
http://www.icefaces.org/