Mozilla、安定性を強化した「Firefox 3.6」ベータ2を公開

 Mozillaは11月11日、オープンソースWebブラウザの次期版「Firefox 3.6」ベータ2を公開した。190以上のバグを修正し、性能、安定性、セキュリティを強化した。Windows、Linux、Mac OS Xに対応、MozillaのWebサイトよりダウンロードできる。

 Firefox 3.6はレンダリングエンジン「Gecko 1.9.2」を採用した次期版で、10月30日にベータ1が公開されている。ベータ2はそのアップデートとなる。

 ベータ1から190箇所のバグを修正した。ベータ2での新機能としては、互換性のないソフトウェアによるクラッシュを防ぐメカニズムが導入されている。このほか、3.6では、古いプラグインの警告機能、Webフォントフォーマット「WOFF」対応、CSSとDOMの強化、HTML 5対応によるフル画面ビデオ表示、ポスターフレームなどが特徴となる。また、カスタマイズ拡張「Personas」の統合により、1クリックでブラウザの外観を変更できるという。

Mozilla
http://www.mozilla.org/

「Firefox 3.6」ベータ2ダウンロード
http://www.mozilla.com/en-US/firefox/all-beta.html