軽量Linuxディストリビューション「Tiny Core 2.4.1」が公開
超軽量のLinuxディストリビューション「Tiny Core」の開発チームは10月9日、最新版「Tiny Core 2.4.1」を公開した。メンテナンスリリースとなり、既存機能のアップデートとバグの修正が行われている。
Tiny Coreは容量10MBという超軽量のLinuxディストリビューション。インターネット経由でアプリケーションレポジトリにアクセスするもので、最新版はLinuxカーネル2.6をべースとした。
「Fast Light Window Manger(FLWM)」がバージョン1.12にアップグレードされた。トップサイドタイトル、リフレッシュメニューの強化などが改善されたという。アップブラウザをアップグレードし、tceレポジトリへのアクセスを削除した。「Fast Light Toolkit」ベースの写真ビューア「Flpicsee」はバージョン1.0となった。
tc-configも強化、依存性ファイルの処理やtceのロードなどの点で改善されている。また、デスクトップ環境はtc-configからstartxに移動している。このほか、flitとwatcherも拡張機能に移った。
最新版は、Tiny CoreプロジェクトのWebサイトより入手できる。
Tiny Core
http://www.tinycorelinux.com/