SlaskwareベースのLive Linux「Zenwalk Live 6.0」登場
SlackwareベースのLinuxディストリビューション「Zenwalk」の開発チームは5月12日、ライブCD版「Zenwalk Live 6.0」を公開した。「Zenwalk 6.0」とほぼ同じレポジトリでセキュリティやバグ修正などが行われている。ダウンロードはZenwalkプロジェクトのWebサイトより行える。
Zenwalk Live 6.0は、Linuxカーネル2.6.28.7、Linux-Liveスクリプト6.2.9をベースとし、デスクトップ環境「Xfce 4.6」を採用しているほか、軽量で最適化された「OpenOffice 3.0.1」を含んでいる。スタンダード版は3月にリリースされており、今回のLiveエディションはCDから直接システムを起動できるライブCDフォーマットとなる。
Liveエディションはスタンダード版と同一の構成であるが、バグ修正やセキュリティパッチが加わった。リアルタイムI/Oスケジューラなどの調整により起動時間が短縮されたほか、コントロールパネルにディスクマネージャ、WiFiと有線ネットワークマネージャが統合された。メディアプレイヤー「Exaile」も加わっている。
最新版では、ライブCD専用ユーティリティ「LiloFix」「LiveClone」を一新、カスタマイズしたライブCDに加え、ライブUSBドライブも作成できる。また、ビギナー向けのガイド、パワーユーザー向けの技術ガイドも同梱される。
Zenwalk.org
http://www.zenwalk.org