福岡県の「フクオカRuby大賞」募集開始

 福岡県は、Rubyの普及促進を目指す「フクオカRuby大賞」(同実行委員会、福岡県主催)を創設、2008年11月10日からRubyの活用事例の募集を開始した。県内外から広く募り、優れたものを表彰する。電子メールまたは郵送で受け付け、応募料は無料。締め切りは12月26日午後5時(必着)。

 Rubyの特徴を生かして開発したシステムや新しいビジネスモデル、普及に関する取り組みで、おおむね過去1年間のものを対象とする。有償・無償は問わず、全てRubyでコーティングされている必要もない。企業、団体、個人からの応募を受け付ける。

 審査は、開発者のまつもとゆきひろ氏を委員長とする審査委員会が、優位性、革新性、社会的効果などから総合的に評価。大賞1件(副賞100万円)と優秀賞3件以内(同10万円)、奨励賞3件以内(副賞なし、県内応募のみ対象)を決める。表彰は2009年2月に福岡市内で行う予定。

 福岡県はRubyを核としたソフトウェア技術開発拠点化を産学官共同で推進。フクオカRuby大賞は、県内企業のビジネス促進、世界に向けた福岡の拠点性発信、世界へのRuby普及促進を目的としている。

フクオカRuby大賞
http://www.pref.fukuoka.lg.jp/d08/ruby-award.html

福岡県
http://www.pref.fukuoka.lg.jp/