Magnolia、JavaベースのオープンソースCMS最新版「Magnolia 4.0」

 スイスMagnolia Internationalは3月10日、Javaベースのオープンソースコンテンツ管理システム(CMS)の最新版「Magnolia 4.0」を発表した。同社Webサイトよりダウンロードできる。Magnoliaは、Java 2 Enterprise Edition(J2EE)、Java Server Pages(JSP)、Javaコンテンツ管理標準のJSR-170をベースとしたCMS。

 最新版では、コンテンツ配信テンプレート「Standard Templating Kit」が新たに加わった。カスタマイズ用テンプレートコレクションで、検索エンジン最適化(SEO)対応、「iPhone」などのモバイル端末サポート、World Wide Web Consortium(W3C)のアクセシビリティガイドライン「WCAG2」遵守などの特徴を持つ。Webサイトを容易に設計し、レイアウトを管理できるという。

 テンプレート言語として、JSPに加えFreeMarkerをサポートした。ブラウザ画面で直接テンプレートを表示・編集し、バージョン管理やアクセス管理、バックアップの対象にできるという。

 Magnoliaは、オープンソース版のほか、サポートや高度な機能が付いた有償版「Enterprise Edition」も提供する。

Magnolia International
http://www.magnolia-cms.com

ダウンロード
http://www.magnolia-cms.com/home/downloads.html