iTD、ドラッグ&ドロップ操作でできる「bingo!CMS」最新版、OSS版も用意

 パッケージ制作・インターネットサービスのアイ・ティー・ディー(iTD、本社:神奈川県小田原市)は、Web制作会社向けに開発した純国産CMSの最新版「bingo!CMS Ver1.2」製品版を2009年1月20日リリースした。専用タグなどの学習が不要で、ドラッグ&ドロップ操作でページ作成できるのが特徴という。

 コンテンツを格納する「ユニット」と呼ばれるオブジェクトをドラッグ&ドロップすることで、XHTML+CSSを意識せずに高品質なページを作成する。最新版では、一般的なサイトで利用されることが多い機能を「システムモジュール」として取り込む機能、既存ユニットでは表現しきれないデザインパターンを外部から取り込める機能を追加した。

 同社は、近日中に「予約管理システムモジュール」「フォームジェネレーター」をリリースするほか、システムモジュール開発手法を公開する。また、外部から取り込める拡張ユニットの作成方法も公開。ユーザー側でのカスタマイズ要望に対応するという。

 価格は、1サイトのみのシングル・ライセンスが9万9750円。複数サイト対応のデベロッパー・ライセンスが2サイト31万5000円、追加1サイト5万2500円。

 基本機能を搭載したオープンソース版「bingo!CMS core」も公開している。ライセンスはGPLv3を採用。Ver1.2に対応した最新OSS版は来週前半に公開の予定。

bingo!CMS
http://www.bingo-cms.jp/

bingo!CMS core
http://www.bingo-cms.jp/opensource/

アイ・ティー・ディー
http://www.itd-inc.jp/