教育用Java開発環境「BlueJ」と「Greenfoot」がオープンソースに

 教育用Java開発環境として知られる「BlueJ」を開発するBlueJ.orgは3月4日、「BlueJ」および「Greenfoot」をGPLv2の下でオープンソースとして公開することを発表した。米Sun Microsystemsがサポートを提供する。

 BlueJは、英ケント大学とオーストラリアのディーキン大学が開発・ホスティングするJavaプログラミング環境。インタラクティブにオブジェクト指向概念を学習できるため、教育目的で使われることが多い。GreengootはBlueJをベースとしたもので、初心者向けに視覚効果を多用した環境となる。Sunはこれまで、「NetBeans IDE」でBlueJ向けプラグインを提供するなど、両プロジェクトを支援してきた。

 これまで、両プログラムは商用目的以外は無償で利用できたが、今回、ユーザーのリクエストを受けてオープンソースとして公開する。ライセンスは、Sunの「NetBeans」と同じクラスパス例外条項つきGPLv2とした。

 BlueJ.orgとGreenfoot.orgの両サイトにて、Windows向け、Mac OS X向け、その他のOS向けをダウンロードできる。運用には、「Java SE Development Kit(JDK)5」またはJDK 6が必要。

BlueJ.org
http://www.bluej.org

Greenfoot.org
http://www.greenfoot.org

「BlueJ」ダウンロード
http://www.bluej.org/download/download.html

「Greenfoot」ダウンロード
http://www.greenfoot.org/download/