SF.JP Magazine 2009年1月のトップ10

 SF.JP Magazineで2009年1月に公開した記事のアクセスランキングトップ10をお届けする。今回のランキングは以下のとおり。

1位:『Webの負荷テストに使えるフリーソフトウェア』 2009年01月13日
 Webアプリケーションおよびサーバの高負荷時の挙動を確認する方法の1つが、擬似的に負荷をかけてテストを行うことだ。ここでは、そうしたテストを実施するフリーソフトウェアをいくつか試し、それぞれがどんなタイプのサイトに適しているかを調べた。 [記事全文]

2位:『簡単にVPNを構築できるツール、tinc』   tinc を使えば、仮想プライベートネットワーク(Virtual Private Network:VPN)を構築できる。VPNでは、2台のコンピュータがインターネットのような安全でないネットワークを介して通信するが、仮想ネットワーク上のホスト間のトラフィックはすべて暗号化される。
2009年01月29日 [記事全文]

3位:『気分はもう心理戦』 2009年01月12日
最近のBBCの記事で、中国の「50セント軍団」(50 Cent Party, 50 Cent Army)について触れられていた。日本ではあまり耳にしない名称だが、すでにWikipediaのエントリにもなっており、海外のブログ界ではそれなりに議論の対象となっているようである。 [記事全文]

4位:『最適化・並列化コードを生み出す最新コンパイラ「インテル コンパイラー」』 2009年01月13日
 最近のコンパイラには、出力するバイナリコードをより高速に実行できるようにする「最適化」機能が搭載されている。CPUやPCアーキテクチャがより複雑化している近年、コンパイラによる最適化はより注目を浴びるようになっている。 [記事全文]

5位:『コンパイラを変えるだけでパフォーマンス向上、インテル コンパイラの実力を見る』 2009年01月13日
 「よりパフォーマンスの高いプログラムを作成するにはアセンブラを駆使すべし」という話を聞いたことがある人も多いだろう。これは、C/C++言語で記述されたプログラムには冗長な部分があるため、ノウハウを持つプログラマがアセンブラでチューニングしたプログラムの方が高いパフォーマンスを得られる、ということであった。しかし、現在では必ずしもこのことは当てはまらなくなっている。その理由は、コンパイラの進化と、CPUおよびPCアーキテクチャの複雑化にある。 [記事全文]

6位:『最近流行りのプログラミング言語』 2009年01月26日
プログラミング言語の流行り廃りというのは、それ自体なかなか興味深い分析対象だ。少しだけ昔話をすると、私がコンピュータをいじり始めた十数年前は、 PascalやQuick Basicあたりも広く使われてはいたものの、結局はC言語を学ばないとどうにもならなかった。私より世代が少し前の人ならばアセンブリも必修科目だっただろうし、少し後の人だと、もしかすると最初に触れた言語はCではなくJavaかもしれない。 [記事全文]

7位:『シェルスクリプトで役立つテキスト文字列のパターンマッチングの基礎』 2009年01月06日
 シェルプログラミングでは、文字列に関する操作が大きな役割を果たすことになる。ここで言う文字列とは、連続した任意のキャラクタの並びで構成されるテキストのことで、具体例としてはインプットされるテキストやコマンドの引数などを考えればいい。そして、プロンプトへの応答入力、必要なファイル名の生成、コマンドの出力結果に対する処理を繰り返し実行させる際に必要となるのが、特定の文字列が特定のパターンと一致しているかという確認作業であり、これこそがパターンマッチングと呼ばれているプロセスである。そしてシェルには、パターンマッチン [記事全文]

8位:『「Vistaは失敗」とFSF、アンチVistaキャンペーンで勝利宣言』 2009年01月14日
 フリーソフトウェアを推進する非営利団体、Free Software Foundation(FSF)は1月7日(米国時間)、米Microsoftの「Windows Vista」に反対するBadVista.orgキャンペーンの勝利宣言を行った。「Vistaは失敗した」とFSFは述べている。 [記事全文]

9位:『米SCO GroupがUNIX事業を競売へ──破産保護脱出のため更正計画を発表』 2009年01月14日
 米SCO Groupは1月12日(米国時間)、破産法適用から抜け出すための更正計画として、「Open Server」を含むUNIX事業とモバイル事業を競売にかける計画を明らかにした。売却できない場合は、自社が一部製品の販売とサポート事業を継続するという。 [記事全文]

10位:『新しいブートシステムと音声メニューを搭載した「KNOPPIX 6.0」』 2009年01月29日
 CD-ROMから起動できるLinuxディストリビューション「KNOPPIX」を開発するKlaus Knopper氏は1月27日、最新版「KNOPPIX 6.0/ADRIANE 1.1」をリリースした。「Debian Lenny」(ドラフト)をベースに、スクラッチから書き直したという。英語版とドイツ語版がミラーサイトからダウンロードできる。 [記事全文]