米Citrix、マルチメディア性能とデバイス対応を強化した「XenDesktop 3」
米Citrix Systemsは2月4日(米国時間)、デスクトップ仮想化ソリューションの最新版「Citrix XenDesktop 3」を発表した。マルチメディア、拡張性、管理などを強化、柔軟性やコスト削減などのメリットをもたらすという。
最新版では、最新の圧縮ストリーミング技術「Citrix HDX MediaStream」を搭載、音声や動画などの性能が大幅に強化され、通常のデスクトップ並みのマルチメディアエクスペリエンスを提供するという。また、「Citrix HDX Plug-and-Play」により、USBデバイス、MP3プレイヤー、スキャナーなどをプラグ&プレイで接続できるという。
拡張性では、ホスティングする仮想デスクトップの数が前バージョンの2倍となり、密度を改善した。これにより、インフラコストを削減できるという。
管理では、企業ネットワーク上にある既存PCへの仮想イメージストリーミング機能が加わった。ホスティングと同時に管理できるため、デスクトップ仮想化へのマイグレーションが容易になり、柔軟性も強化できる。このほかにも、プロファイル管理やスマートカードのサポートによるセキュリティ強化も加わっている。
最新版は、今月中に同社認定パートナーより提供開始される。予想価格は1同時ユーザーあたり75ドルから。
米Citrix Systems
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