「PHP 5.3.0」がベータ段階に

 PHP Development Teamは1月29日、オープンソースのスクリプト言語「PHP 5.3.0」のベータ1をリリースした。PHP Quality Assurance TeamのWebサイトから、ソースコードとWindows用バイナリをダウンロードできる。

 5.3は、名前空間、遅延静的束縛機能、gotoの導入、デフォルトコンパイラのGCCからCCへの変更、サイクルガベージコレクタの導入などを特徴とする5系の最新版。ベータ版では、バグ修正のほか、DNS APIの強化など約50の機能拡張・見直しを行うことで、安定性強化を図った。

 PHP 5.3は2008年8月にアルファ1が公開、同年12月4日にアルファ3がリリースされている。今回、ベータ段階になったことで、開発チームは「新機能をテストする最善のタイミング」としている。

PHP Development Team
http://www.php.net

「PHP 5.3.0」ベータ1ダウンロード
http://qa.php.net/